起業して「個人事業主」になる。あなたが起業する時に必要なこと、全て教えます。
あなたは「個人事業主になる」という事が、とても難しい事だと思っていませんか?「個人事業主になる本」もたくさん読んだけど、実際の申請や税金のこともよく分からない。
そもそもやっぱりどうすれば個人事業主になれるかも分からない・・
このサイトは、専門的な事が全っ然分からないあなたの為に、更に、そういう話に疎い女子の皆様のために、非常に分かりやすい表現を使って「個人事業主の開業」について説明をしていきます。
私は女子なので、そういう気持ちが手に取るようにわかります。とにかく人って「私分からない!!絶対分からない!!」って思ってそこから動けなくなっちゃうんですよね。
大丈夫。あなたは「分かろうとしていないだけ」に過ぎません。
それではあなたの「起業」の為に、一歩踏み出すお手伝いをしていきますね。
あなたが持っている「スキル」
先ずは、あなたにはどのようなスキルがありますか?
音楽教室を開きたい、アクセサリーを作るのが好きだから売ってみたい、ネイルサロンを開きたい、PCでのデザインが得意、受験勉強対策に熟知しているので塾を開きたいなど、自身の持っているスキルを活かして仕事にする事ができます。
いきなり「脱サラ」するのが怖い場合、会社の規定で「副業オッケー」とされている場合に限りますが、副業として「週末起業」をやればいいのです。
そういう場合でも、個人事業主の申請をするとすぐに起業できます。
しかし「すぐに起業出来る」と言われても、自分は壊滅的に数字に弱いし、なんとなく「税務署」って好きじゃないし・・そもそも何が分からないかもわからないから何をどうすれば良いのかわからないって方に、自分の経験を元にとても簡単にわかりやすく説明をしたいと思います。
安心してください。私もまるっきりそのような人間でした。
まずは、どこの税務署に行く?
「税務署」といってもどこの税務署に行けば良いかわからないですよね。そうなんです。私もどこの税務署でも良いと思っていました。しかし、違うんです。住民票の住所を管轄する税務署でしか申請出来ません。なので、先ずはあなたの住所から管轄の税務署を検索しましょう。

明日〇〇市の税務署近くに用事で行くからついでに申請しようかなー。

ダメダメ!住民票を管轄してる税務署じゃないと申請出来ないよ!

え!マジか!聞いておいて良かったー。でも管轄の税務署ってどこ?

人によって居住地や事務所や海外赴任中などで条件が変わるから、先ずは調べなくちゃね。全国の税務署の管轄が分かるナビもあるよ。調べて電話すれば確実だね! 税務署管轄ナビ
個人事業主の「開業届」を出す
実は私、自分が開業届を出すまで「起業」や「個人事業主になるための手続き」などなど、税金関係は分からないから税務署はな〜とか面倒くさいイメージで、少し二の足を踏んでいました。でも大丈夫。税務署に行って「個人事業主の開業届を出したい」と言えば、必要事項を書く場所も教えてくれます。書き終わって受領印を押された瞬間から、あなたという個人事業主の誕生です!

起業したいけど、税務署とか敷居が高くて。。。

全然大丈夫!窓口に行って開業届を出したいって言えば良いだけ。

開業届には屋号とかいるの?

必ずしも要らないけど、どうせやるなら屋号が欲しくない?

そうだね。屋号があったほうが「起業した!」って頑張れそう。

個人事業主になったという自覚も生まれそうね。
事業開始日から1ヶ月以内に申請に行こう
「起業」というのは実はとても曖昧で、自分で何かを売って報酬をもらったら、実はもうそれも「起業」と思えばそうなるんですよね。例えばクッキー作りがとても上手で、クッキーを作って友人のお店で売ってもらい定期的に売上金をもらう、それももうすでに「事業主」と言える立場なんですね。
要は自分がそれを「起業」と思うかどうかの問題なんじゃないかなーと思います。
そして「起業したけど、まだ儲けも出てないし…」と思っている間に開業届を出しそびれてしまった人もいるのではないでしょうか。
法律違反じゃないか気になるところですね。
開業届の未提出に関する罰則はない
個人事業主になると、事業の規模に応じて所得税が課せられます。また、事業の規模によっては個人事業税も発生しますし、消費税の課税事業者に該当する場合には、消費税の申告書を提出して納税しなくてはなりません。
開業届を提出すると、税務署から税務関係のお知らせが届くようになります。開業届けの提出期限は、原則的に開業してから1か月以内ですが、未提出に関する罰則は定められていません。
では、税務署に開業届を提出する「メリット」は何でしょうか。
屋号の銀行口座が持てる
開業届を提出すると、屋号での銀行口座が開設できる
開業届を提出すると、屋号で銀行口座が開けます。個人口座と事業用の口座は分けたほうが経理作業も楽になります。また、屋号を名乗り口座を作ることで、社会的な信用も高まります。
青色申告の申し込みができる
確定申告を青色申告で行うことが出来る
これもまた、何も知らなかったら分からないですよね。確定申告、青色申告っていう言葉は知ってるけど、正直よく分からない・・というのが「青色申告」「白色申告」だと思います。では、分かりやすく見て行きましょう!

青色申告と白色申告の違いがよく分からない。

そうだよね、初めて見るもんね。

青と白、どっちがお得なの?

私もそれ、訊きました。青色申告は、事業所得や不動産所得を得た場合、複式簿記で帳簿をつけることが義務付けられてるんだって。

で?どっちが良いの?

青色申告の1つ目のメリットは65万円の特別控除が受けられるんだって!特別控除とは、65万円を収入から引くことが出来るもの。だから、支払わなければいけない税金が減るというわけだね。

2つ目は、青色は赤字を3年間繰り越すことが出来るの。1年目100万の赤字、2年目100万の赤字、3年目200万の黒字だった場合、3年目の200万そのままに税金がかからず、前2年分の赤字を繰り越して、3年目の事業所得はゼロということが出来るのです。なので、支払わなければならない税金が変わってきます。

3つ目は家族への給与が全額必要経費になるんだって。白色では差し引ける給与の上限があるけど、青色は妥当性のある金額であれば上限は設けられていないって。

おー。簡単に翻訳してくれたから分かりやすかった!色々専門用語を言われてもピンとこなかったからなー。

詳しく色々読んでいると、大まかな事がわからなくなって来るからね。ザックリいうとこんな感じかな。。
白色申告のメリット

あれ?白色申告のメリットってなんだっけ。

白色のメリットは、青色申告のように事前に申請手続を行う必要がないことかな。、、今までは記帳はいらなかったようなんだけど、H26から白色も記帳と帳簿の保管をしなければいけなくなったみたい。

そっか。じゃあ青色の方が特別控除が受けられてお得かなぁ。

そうね、私もそう思ったから開業届と一緒に青色申告の申請手続きをしたよ。

そっか、開業届と一緒に提出しておいたら面倒じゃないかもだね。

そうね。気付いたら手続きが終わって、あっと言う間に個人事業主になってたって感じだよ。
このように、悩んでいる時間がもったいないくらいのスピードで個人事業主の開業届及び、青色申告の手続きは終わります。
※ 青色申告承認申請書を、開業届と共に提出したい場合、1つ気をつけておくべき事があります。
店舗の開業などで、開業日が明確な状態だと問題ないのですが、例えばフリーランスの方などは「何年何月何日オープン!」というのがはっきりとせず、開業日が不明確になりやすいものです。
この場合「所得税の青色申告承認申請書」を提出するにあたって、「現在からさかのぼって2ヶ月以内の開業日」に気をつけて、開業日を設定してください。
なお、この規定によって現在より2ヶ月以上前に仕入れたものは経費に含めなくなるので、何かを仕入れた場合などは、仕入れたタイミングで開業届を出しに行かれることをお勧めします。
ちなみに私はコレ、失敗しました(泣)
さあ!あなたも新しい扉に一歩足を踏み入れにいきませんか?